大元のポイント
壁の塗装の見積もり書を受け取ったときに目を通す観点としては重ね塗りの作業か挙げられます。大元でも一般的に重ね塗りは上塗り、中塗り、下塗りの三回行います。とはいえ、日射が当たる南の方角等、いたみがひどいところについては4回施すこともあり、太陽光が当たらない部分については2回となる事もあります。重ね塗りの回数によって使う塗料の分量も金額も差が出てきますのでしっかり見ておきましょう。見積もりでは、これらを何回施すかに気をつけ、省略されているときは聞いてみるようにしてください。いい加減な応対をしてくるような会社は契約しない方が無難です。
家の外壁の形はモルタル外壁とサイディング材というのが大元でも一般的で、ほかだとトタンや板ばりなどとなっています。モルタル外壁というのは、セメントや砂などをまぜたモルタル材を職人が壁に塗りつけて、そこに塗装をして施工するというようなやり方で、サイディングボードが開発される以前は主流でした。近年の大部分はサイディングボードの外壁となり、予め作業場等で生産されたサイディング材という壁材を貼り合わせる形で施工していきます。両方の壁も何年かおきの外壁塗装が大切であるということでは同様になります。