下地のポイント
壁の塗り替えを自分のみでできないかと検討する方もいると思いますが、あまりすすめられないです。スキルがある方ならば、行えるかもしれませんが、外壁の色を塗るのみならば自分のみでも問題ないといった理解ならば、業者に頼んだ方が賢いです。外壁塗装には建築物をガードするといった重要な役目もあります。下地調整をするケレン作業で今の塗装材を取り除いてから、重ね塗りを施して仕上げるという工程というのは、どうしても専門家でないと難しいです。下地でも塗装材代は発生してきますし、外見もひどくなるという危険性もでてきます。
家の外壁部分には、サイディングボードと呼ばれる外壁というのも下地ではたびたび使用されます。サイディング材は手入れがいらないという印象を抱く人も多いようですが、モルタルの壁の場合のように外壁塗装は欠かせません。およそ十年程度で塗り替えをすれば、およそ三十年くらいは長持ちしますが、塗り替えをしないでいると早い年数でヒビ等のような症状により利用できなくなります。サイディングボードも表面は塗装の皮膜によってまもられているということに変わりはありません。