家を高く売るには
家を高く売るには、売却しようとしている一戸建てやマンションの市場価値を客観的に把握するとともに、積極的かつスピーディに自分が希望する価格に近い価格で買い手を探してくれる不動産業者を見つけることも大切です。
結婚した時に新築で3000万円で購入した分譲マンションでも、離婚の際に売却しようと考えた時には、購入時と同じ3000万円の価値があるわけではありません。プロの査定を受けることによって、客観的な査定額を知ることができますし、査定額が分かれば、仮にその金額で手放した場合、住宅ローンはどうなるのか、などの計算もできます。
家を高く売るには、買い手が買いやすい状況を作ることも大切です。自宅の内装センスに自信がある人なら、家具などが残っている状態でも買い手にプラスの印象を与えてくれるので、買い手はつきやすいものです。しかし、内装センスが悪かったりすると、買い手にとってはマイナスの印象になってしまいます。物が多くてゴチャゴチャしている気がする場合には、引越しをして家を空家の状態にしてから売りに出したほうが、買い手にとってはスペースを把握しやすく、スピーディに売却できることも少なくありません。
また、自分が購入した時の契約書や、パンフレット、間取りや見取り図などの資料は、売却する際には高く売れるサポート資料となるので、捨てずにとっておいたほうが良いでしょう。固定資産税の納税書などもあると役立ちます。大切なのは、買い手に、そこに入居した後の具体的なイメージを描かせることが必要です。